~アマチュア~ 東京ラスク社員が紹介する おやつの時間におススメな映画 Vol.77

~アマチュア~ 東京ラスク社員が紹介する おやつの時間におススメな映画 Vol.77

皆さん、こんにちは!
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東京ラスク社員であり大の映画好きな私 Haruが、「おやつのお供に観たい映画」をご紹介していくこのブログ。

映画について語りつつ、ラスクに合う楽しみ方もちょっと添えて。
ぜひ、ラスクとお気に入り映画で心ほどける時間をお過ごしください。



第77回では、殺しは"アマチュア"なCIA分析官が、妻の命を奪ったテロリストへ復讐を果たしていくサスペンスアクションを紹介します。

『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックが主演の分析官を熱演。
分析官ならではの強みを生かした復讐劇には終始惹きこまれます。


○アマチュア(2025年製作)



スタッフ・キャスト

監督:ジェームズ・ホーズ


チャーリー役:ラミ・マレック
ヘンダーソン役:ローレンス・フィッシュバーン

~あらすじ~
CIAで分析官として働くチャーリー・ヘラーは、愛する妻と平穏な日々を過ごしていた。しかし、彼の生活はロンドン出張中の妻がテロリストによって命を奪われたことで一変。最愛の妻を殺害したテロリストたちへの復讐を決意したチャーリーは、CIAの上官ヘンダーソンに特殊スパイとしてのトレーニングを志願する。そして、ヨーロッパ各地に潜むテロリストを“彼ならではの方法”で追い詰めていく。

引用:MOVIE WALKER PRESS(https://press.moviewalker.jp/mv88204/)



◆見どころポイント◆


①「戦えない男」が主人公という新鮮さ

 本作最大の魅力は、主人公チャーリーがいわゆる“最強のスパイ”ではない点にあります。

 スパイ映画といえば、『ミッション:インポッシブル』シリーズや『ジェイソン・ボーン』シリーズなど、主人公がすでに最強スパイであることが多いです。

 一方で彼は現場経験ゼロの分析官で、銃の扱いも格闘も素人。
 だからこそ物語は、派手なアクションよりも「どう生き延びるか」「どう真実に近づくか」という緊張感に満ちています。

 敵に囲まれたとき、彼が頼れるのは頭脳と観察力、そして妻を失った喪失感から生まれる強烈な執念だけ。その姿はヒーローというより、観客に最も近い存在として描かれます。

 強くないからこそチャーリーに自然と感情移入してしまう点が、本作を単なるスパイ映画以上の体験にしています。
 無力さを抱えた人間が一歩ずつ前に進む過程は、静かですが確実に胸を打ちます。


②復讐劇にとどまらない、重層的なサスペンス

 『アマチュア』は、個人的な復讐から始まりますが、物語が進むにつれて、より大きな構造が浮かび上がってきます。
 なぜ事件は起きたのか、なぜ組織は沈黙するのか。

 チャーリーが集める断片的な情報は、やがて国家や諜報機関の思惑が絡み合う複雑な陰謀へとつながっていきます。
 この過程が丁寧に描かれているため、観客は彼と同じ目線で真実に近づいていく感覚を味わえます。

 派手な展開に頼らず、「知ること」そのものが武器になる構成は、知的好奇心を強く刺激します。
 真相が少しずつ形を成していく緊張感が、最後まで集中力を途切れさせません。

 悪のボスと対峙するシーンはめちゃめちゃカッコいい、痺れるシーンです!


③ラミ・マレックの繊細な演技と演出の緊張感

 主演のラミ・マレックは、内向的で感情を表に出さない男の内側に渦巻く怒りと悲しみを、非常に抑制された演技で表現しています。

 大声で叫ぶことなく、視線や間の取り方だけで心情を伝えるため、その感情がよりリアルに伝わってきます。

 ジェームズ・ホーズ監督の演出も、登場人物の心理に寄り添う形で進行します。
 音楽やカメラワークは過度に煽らず、静けさの中に不安を忍ばせる演出が印象的です。

 その結果、観る側は常に「何かが起こるかもしれない」という緊張を抱えたまま物語を追うことになります。

 派手さよりも没入感とゆっくりした緊張感を重視した作りが、作品全体を引き締めています。



まとめ

 『アマチュア』は、スパイ映画の枠組みを借りながらも、人が喪失と向き合い、自分の限界を超えようとする姿を描いた作品です。
 無力な主人公が知性と執念だけで前に進む物語は、静かですが強い引力があります。
 派手なアクションよりも緊張感ある心理戦や物語性を楽しみたい人に、じっくり味わってほしい一本です。

 それでは、映画とともに 素敵なラスク時間を

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