皆さん、こんにちは!
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東京ラスク社員であり大の映画好きな私 Haruが、「おやつのお供に観たい映画」をご紹介していくこのブログ。
映画について語りつつ、ラスクに合う楽しみ方もちょっと添えて。
ぜひ、ラスクとお気に入り映画で心ほどける時間をお過ごしください。
第70回では、ひとりぼっちの少年が宇宙の仲間たちと出会い冒険を繰り広げるディズニー&ピクサーのアニメーション映画を紹介します。
宇宙からの呼びかけに応えた少年エリオが、友や家族、地球と銀河をつなぎ直す。
感動とユーモアに満ちた"つながり"の冒険譚です。
○星つなぎのエリオ(2025年製作)
スタッフ・キャスト
監督:マデリーン・シャラフィアン/ドミー・シー/エイドリアン・モリーナ
エリオ役:ヨナス・キブレアブ
オルガ役:ゾーイ・サルダナ
~あらすじ~
一番の理解者だった両親を失い、寂しさを抱える少年エリオは、宇宙が大好きでこの広い世界のどこかには、“本当の居場所”があるはずと信じていた。そんな願いが届き、星々の代表が集う夢のような世界“コミュニバース”に招かれる。そこでエリオは孤独なエイリアンの少年グロードンと出会い、心を通わせ仲良くなる。やがて星々の世界を揺るがす脅威が迫るが、救う方法はエリオとグロードンが交わしたある約束にあった。
引用:MOVIE WALKER PRESS(https://press.moviewalker.jp/mv81457/)
◆見どころポイント◆
①銀河を編む「コミュニバース」のワクワクする世界観
本作の最大の魅力は、エリオが迷い込む銀河規模のネットワーク「コミュニバース」の世界観です。
そこは単なる異星人の見本市ではありません。
種や文化の違いを越え、それぞれが得意なことを持ち寄り、問題を解いていく共同体として描かれます。
誰かが計算に強ければ、別の誰かは共感の言語に長け、さらに別の誰かは音から意味を抽出する-強みの組み合わせが自然に噛み合い、物事が前へ転がるリズムが心地よいのです。
地球側でも、無線クラブの世界各地の会員が周波数や天候、タイミングを連携し、エリオを支える展開があります。
グローバリゼーションの中で埋もれがちな個が、ネットワークに浮かび上がる瞬間の高揚感。
バラバラに見える点が線になり、星座になる-そんな視覚的・音響的な演出が、「つながるってこういうこと」と直観させてくれます。
もちろん異星人との交流譚ですが、核にあるのは「人は決して独りではない」という普遍的なメッセージ。コミカルな会話や世界観に彩られながら、ディズニーらしいポジティブな世界を見ることができます。
②個性を抱きしめる、エリオの等身大の成長
エリオは“強い個性”を持つ少年です。
好奇心が人一倍で、想像力が先に走り、時に周囲と速度が合わない-そのズレは彼を孤独にもします。
けれど本作は、その孤独を否定せずに抱きとめ、どう“つながり”へ転じるかを丁寧に描きます。
エリオが出会う異星の仲間たちは、彼の短所に見えた特性を長所に変換してくれる鏡です。
強い個性は時に孤独を感じさせますが、だからこそ響く周波数が必ずどこかにある。
その経験が、エリオに他者の個性へも同じ眼差しを向けさせます。
大げさなスーパーパワーに頼らず、“できなさ”や“やりすぎ”を抱えたまま誰かに寄りかかる勇気を学ぶ物語は、観客自身の学校や職場、家庭にそのまま持ち帰れる学びです。
説教臭さはなく、笑いや失敗、ちょっとした言い間違いを積み木のように重ねながら、気づけば前向きになっている。その軽やかさが、ディズニーらしい普遍性へと開いていきます。
③音とことばで結ぶ距離感-通信ドラマの高揚
本作は「電波」と「声」の映画でもあります。
ふっと入る無線の空電、モールスのリズム、未知の言語が音楽に溶ける瞬間ー聴覚の演出が非常に豊かです。
エリオと異星人の最初の交流は、意味よりも「呼吸」を合わせることから始まります。
言葉を急がず、音の高さや間合い、反復で少しずつ共通項を見つける。
その過程は見ていて気持ちよく、同時に胸に沁みます。
地上では、世界の無線クラブ会員が“中継”に入る場面が心を打ちます。アフリカの高原から、北欧の港町から、アジアの高層ビルの屋上から-それぞれの生活音が混じるブレスの向こう側で、「聞こえるよ」と短く返る声。
もちろん異星人との交流譚でありながら、画面と音は絶えず「あなたは独りじゃない」と語りかけます。
グローバリゼーションの喧騒の中でも、一人ひとりの個性と暮らしが確かにある。その肯定が、胸を高鳴らせるドラマとして結晶しています。
まとめ
『星つなぎのエリオ』は、異星の不思議やスペクタクルを楽しませつつ、私たちの毎日に効く「つながり」の力をやさしく手渡してくれます。
コミュニバースの多様性、世界の無線クラブのささやかな連帯、エリオの不器用な一歩。それらが重なり合い、「強い個性は孤独にもなるが、決して独りではない」というメッセージが自然に胸へ落ちます。
グローバリゼーションの時代を前向きに生きる視点と、ディズニーらしい希望の手触りがあなたに手渡されることでしょう。
それでは、映画とともに 素敵なラスク時間を







