皆さん、こんにちは!
いつも東京ラスクオンラインショップをご利用いただき、誠にありがとうございます。
東京ラスク社員であり大の映画好きな私 Haruが、「おやつのお供に観たい映画」をご紹介していくこのブログ。
映画について語りつつ、ラスクに合う楽しみ方もちょっと添えて。
ぜひ、ラスクとお気に入り映画で心ほどける時間をお過ごしください。
○ミッチェル家とマシンの波乱(2021年製作)
スタッフ・キャスト
監督: マイク・リアンダ
ケイティ役:アビ・ジェイコブソン
リック役: ダニー・マクブライド
リンダ役:マーヤ・ルドルフ
アーロン役:マイク・リアンダ
~あらすじ~
変わり者ぞろいのミッチェル一家。大自然と家族への愛にあふれる少し古風な父リック、家族想いの母リンダ、映画オタクの姉ケイティに恐竜好きの弟アーロン。4人は、カリフォルニアにある映画学校に合格したケイティを車で送るため、ドライブ旅行に出発する。しかし、突然世界中でロボットの反乱が勃発。家族の絆を深めるはずのロードトリップから一転、一家の手に人類の運命が委ねられてしまう。
引用:MOVIE WALKER PRESS(https://press.moviewalker.jp/mv74122/)
第3回では、変わり者の一家がロボットの反乱に巻き込まれる様子を描いたアニメーション映画を紹介します。
2021年に制作され、Netflixによって全世界に配信された『ミッチェル家とマシンの反乱』。
Netflixが権利を取得しているため、基本的にはNetflixのみの配信となる本作。Netflixに加入している方はぜひ観てみてください!
◆見どころポイント◆
①現代的なCGとカートゥーンが融合したアニメーション
まず3DCGと2Dアニメーションが融合した表現が『ミッチェル家とマシンの反乱』の見どころです。ディズニーやピクサーでも見られるような3Dの美しさと、アメリカのテレビアニメで見られるようなカートゥーン風のポップなタッチが楽しく混ざり合っています。
SNSで見られる動画の加工をパロディ化した表現は、まるで主人公である高校生ケイティの視点をそのまま見せてくれるかのようです。
ポップで現代的なこのアニメーションは、ハイテンポなストーリーを楽しく彩っています。
②笑いと感動がどっちも最高レベルなストーリー
主人公であるミッチェル一家は全員が変わり者の家族。彼らがマシンの反乱に立ち向かう姿は、ハラハラドキドキしながらもなぜかずっとユーモラス。
テーマに「情報社会への皮肉」も入れ込んでいるのに決して説教臭くなく、全編にくだらないユーモアが散りばめられた"徹底的なコメディ"になっています。
また、「家族愛」の物語としても素晴らしいのです。
"変"であることを恥ずかしがらずに"自分らしさ"として受け入れ、家族の絆をより強くしていくストーリーには胸が熱くなります。
ユーモアと感動が絶妙なバランスで配合され、大人こそ楽しめるアニメ映画になっているのです。
③今のAI時代を先取り "シンギュラリティ" を描いたアニメ映画
皆さんは"シンギュラリティ"という言葉を聞いたことがありますか?
日本語では"技術的特異点"と言われるこの言葉は、科学技術が急速に進化することで人間の生活も急速に変化した未来を指す用語です。
生成AIなどが急速に発展し人間と機械の区別が曖昧になっている現代においては、何が人間を人間たらしめるのかが人類全体の重要な命題になっているのかもしれません。
『ミッチェル家とマシンの反乱』は、かわいらしいタッチのアニメーションとドタバタアクション満載のストーリーが楽しいポップなアニメ映画です。
しかし、マシンが反乱するこのストーリーは、まるで機械に頼りっきりな人間が直面することになる少し先の未来を暗示しているかのようでもあります。
家族で楽しめるようなアニメ映画ではありながら、大人でもドキッとするような社会性を含めた奥深い作品なのです。
まとめ
『ミッチェル家とマシンの反乱』は楽しい楽しいアニメーション映画ではありますが、決して一筋縄ではいかない作品です。
斬新なアニメーションの世界に飛び込み、家族の物語に感動するのも良し。少し先の未来を予見しているかのようなマシンの反乱に震えるのも良し。
アニメだからと言って「子供向け」とあなどるなかれ。大人も子供も笑って感動できる素晴らしいアニメーション映画です。
それでは、映画とともに 素敵なラスク時間を